お悩み解決 / 小売店
エクセルの月次集計に毎月3時間。もうやめたい小売店の店主へ
月末になると売上の表とにらめっこ。関数がずれて、また最初からやり直し。この「毎月おなじ作業」、正直しんどいですよね。
こんな状態、ありませんか?
毎月月末、レジや発注表からエクセルに数字を写して、合計と前月比を出す作業に3時間近くかかっている。SUMやVLOOKUPがずれると原因探しでさらに時間が溶ける。数字は出るけれど「で、今月どうだったのか」まで考える余力が残らない。
こう変わります
数字を貼って指示を出すだけで、合計・前月比・売れ筋ワースト3までが1〜2分で出るようになる。毎月3時間かかっていた集計が実質10分に。空いた時間を、品出しや接客、仕入れの見直しに回せる。
やり方(ChatGPT(無料版))
- エクセルの集計したい範囲(商品名・数量・金額の列)をそのままコピーする。見出しの行も一緒に選ぶと、AIがどの列が何かを正しく読み取ってくれる。
- ChatGPTを開いて、コピーした表を貼り付け、続けてこう指示する。『これは当店の今月の売上データです。①合計金額、②商品ごとの売上ランキング上位5位と下位5位、③気づいたことを3つ、箇条書きで教えてください。専門用語は使わず、店をやっている人向けにやさしく書いてください。』
- 出てきた結果を確認し、前月分も同じように貼って『先月の結果と比べて、増えた商品と減った商品を教えて』と追加で聞けば、前月比まで自動で出る。
貼り付けるのは商品名・数量・金額など集計に必要な列だけにし、顧客の氏名・電話番号・住所は消してから貼ること。個人情報を含めなければAIに入れても問題ありません。
数字でイメージ
例えば1日あたり平均40点・単価800円の雑貨店なら、月の売上は約96万円。この数字を貼って『前月比と売れ筋』を聞けば、『傘が先月より120本増、日焼け止めが80個減』のように増減を実数で返してくれます。ここまで来て初めて『来月は傘を厚めに仕入れよう』という判断につながります。
ありがちな失敗・注意点
- セルの結合や小計行が混ざったまま貼ると、AIが数え間違えることがある。集計前の「素の一覧」を貼るのがいちばん正確。
- 金額の桁や単位(円・千円)がバラバラだと合計がずれる。貼る前に単位をそろえておく。
- AIの計算は必ずしも100%正確ではないので、合計金額だけは月に一度、エクセルのSUMと突き合わせて確認する。
もう一歩:さらに深掘りするAIプロンプト
慣れてきたら、次のように聞くと一歩踏み込めます。
この商品別売上データをもとに、ABC分析をしてください。売上構成比の高い順にA(上位70%)・B(次の20%)・C(残り10%)に分類し、それぞれの商品数と『在庫を厚くすべき商品』『縮小を検討すべき商品』を、小売店の店主にわかる言葉で提案してください。
まとめ
集計はAIに任せて、あなたは「その数字で次に何をするか」に頭を使いましょう。それが本当の意味での数字の活かし方です。
よくある質問
エクセルが苦手でも使えますか?
むしろ苦手な人ほど向いています。関数を組む必要はなく、数字をコピーして貼り、日本語でお願いするだけです。AIが集計と説明の両方をやってくれます。
毎月データの形が少し違っても大丈夫ですか?
大丈夫です。列の順番が変わっても、見出し行を一緒に貼れば内容を読み取ってくれます。うまく読めないときは『金額はC列です』と一言添えれば直ります。
無料版のままでずっと使えますか?
月次集計くらいの量なら無料版で十分です。1回に貼る行数がとても多い場合だけ分割して貼れば問題ありません。有料版は必須ではありません。
あわせて読みたい
- 「黒字なのに通帳が減る」小売店の“お金が足りない月”を先に見つける方法
- 「仕入れすぎて余る・切らして謝る」を減らす|いつ発注すればいいかをAIで決める方法
- 「セールで売っても損してない?」小売店の“値引きしていいライン”を5分で出す方法
- 商品の値段、勘で決めてない?3分で根拠ある価格にする方法
- 「最近お客さんが減った気がする…」景気のせいにする前に、店でできる3つの手
- 「経営を良くしたい。でも何から?」もやもやを全部書き出して“効く順”に並べる方法
- 円安で輸入の仕入れが高い…値上げの前に“商品ごとの4つの選択肢”を洗い出す方法
- 求人を出しても応募が来ない…|条件を変えずに「働く姿が浮かぶ求人票」に書き直す方法
- 「なんでそこまで気が回らないの」が減る|店の方針を“判断の目安”に翻訳して共有する方法
- 「何にこんな時間使ってるんだろう」小さなお店へ|1週間メモするだけで削れる仕事が見つかる方法
- 「あれどこ置いたっけ」が多いお店へ|置き場を決めるだけで探す時間を減らす手順
- ネットショップの表記、これで大丈夫?|「書き足りない」と「盛りすぎ」を半日で点検する手順
- その店名、もう誰かが使ってる?|名前とロゴを30分で下調べする3ステップ
- 力を入れる商品が決まらない|売れ筋と死に筋を30分で仕分ける3ステップ
- 同じ商品でも置く場所で売れ方が変わる|棚の並べ方を30分で決め直す3ステップ
- 「キャッシュレスとレジ、うちも入れるべき?」小売店が30分で決める3つの数字
- うちのお客さん、どこから来てる? 住所リストがない小さな店が1週間で「来られる範囲」を知る方法
- 小売店の売れる並べ方が分からない…ゴールデンゾーンとAIで15分改善
- 店内の写真にお客さんが写ってる。SNSに載せていい? 迷う時間をなくす3つの仕分けと、撮る前のひと言
- レジのお金が合わない。犯人探しをやめて、2週間の記録で原因を3つに仕分ける
- 「自分が急に休んだら、店が止まる」。1週間メモして“1日だけ代われる紙”を作る方法
- POPに何を書けばいいか分からない|売り文句をひねらずに「お客さんの一言」から30分で作る
- ネットで拾った画像、チラシに使っていい? 迷う前に「使っていい置き場」を1つ作る方法
実際の事例
同じ業種で、無料ツールを使って実際に成果を出した事例があります。あわせてご覧ください。
高津区の雑貨店オーナーがハンズオン研修でChatGPTを習得しSNS発信を改善 →
関連リンク
無料・3分でわかる
この作業、AIに任せると何分浮く?
いま業務にかかっている時間を入れるだけ。AIで自由になる時間の見込みと、最初に手をつける作業の候補がその場で出ます。
無料プレゼント
AI活用事例集(38事例・全42ページ)を無料で
この記事のような「いまの困りごと」を無料・低コストのAIで解決した事例を、手順つきで1冊にまとめました。まず読むだけでOKです。
First Step
「自分でもやってみたいけど、最初だけ教えてほしい」という方へ。
川崎の中小企業・お店・ご家庭を、無料ツール中心でいっしょに整理します。オンライン相談OK・初回相談は無料。無理な売り込みはしません。
